教会学校

11月10日の教会学校のようす

お話し:竹下 力

 「恐れないエリシャ」(Ⅱ列王6:8~23)

聖句 :Ⅱ列王6:16

「恐(おそ)れるな。私(わたし)たちとともにいる者(もの)は、彼(かれ)らとともにいる者(もの)よりも多(おお)いのだから。」

礼拝では、竹下力さんが、「恐れないエリシャ」と題してお話しをしてくれました。(Ⅱ列王6:8〜23)

 北イスラエル王国の隣国アラムは、イスラエル攻めの作戦をことごとく預言者エリシャに阻まれたので、彼の住む町ドタンを包囲しました。朝になって、アラムの大軍を見て慌てる召使いに、エリシャは「恐れるな。私たちとともにいる者は、彼らとともにいる者よりも多いから」と言います。召使いの目が開かれて見ると、なんと、火の車と戦車がエリシャを取り巻いていました。

 エリシャは主に祈り、アラム兵士達の目をくらませ、首都サマリアへ彼らを連行します。「この者達を打ち殺そうか」と言うイスラエル王に、エリシャは彼らをもてなし、国に帰すよう言いました。それ以来、アラムは二度とイスラエルを攻めませんでした。

 私たちの歩みにも、時には思いがけない試練があり、この召使いのように恐れ、慌てることがあります。しかし、エリシャの上にあった神様の守りは、今日の私達にも同様です。信仰の祈りの目で状況を見るなら、私達はすべてに神様の御心があることを知り、平安のうちに、冷静に解決の道を見出すことができます。

 分級では、大和さんが、「筆談」「LINE」「電話」などコミュニケーションに関する手話を教えてくれました。(子供4人、大人7人)