教会学校

1月19日の教会学校のようす

お話し: 岩崎 淳

    「ライオンの穴」 (ダニエル6章)

聖句: ダニエル6:23

「ダニエルは穴(あな)から引き上げられたが、彼に何の傷(きず)も

認(みと)められなかった。彼が神に信頼(しんらい)していたからである。」

 

 礼拝では、岩崎淳さんが、「ライオンの穴」と題してお話しをしてくれました。(ダニエル6章)

ダニエルが仕えていたバビロンは、ぺルシアに支配されましたが、秀でた知恵のあるダニエルを重んじたダレイオス王は、彼に全国を治めさせようとしました。しかし、それを妬んだ家臣たちは、ダニエルを陥れるため王を欺き、30日間はいかなる神にも人にも、王以外を拝する者は、獅子の穴に投げ込むようにという法律に署名させます。それは取り消しのできないものでした。

しかし、それを聞いたダニエルは、いつも通り一日に三度、神を礼拝しました。大臣たちはそれを王に告げ、王は悲しみながらも抗えず、ダニエルを獅子の穴に投げ込みます。神様を信頼し、委ねたダニエルを、神様はみ使いを送り、獅子から守られました。

理不尽なことは今日もあります。最近、健常者・障がい者両方の参加を謳う水泳大会で、健常者のみに通用するルールを変えず、結局健常者のみの大会となりました。疑問に思っても、誰も声を上げないのです。大戦時に、カトリック司祭のボンヘッファーは、独裁者ヒトラーに迫害されるユダヤ人を救うため立ち上がりました。ダニエルや、これらの人々のように、神様の愛と真理に堅く立つ者、声を上げることができる者になりたいです。

分級では、大和さんが手話で「お年玉」「年賀状」など、お正月に関連することば当てクイズをしました。 (子供5人、大人6人)