日曜礼拝

7月10日:山中直義牧師「夢見る者」

 3月6日(日)以来。山中直義牧師が5回目の宣教を。礼拝計31名。

★「夢見る者」(創世記37章2~11節)★
 今日の創世記37章から最終章50章までは、記述上、一貫としてその中心にあるのはヨセフであるから「ヨセフの物語」と呼んでよいかも…。
 しかし、この箇所は単に個人としてのヨセフの物語ではない。37章2節に「これはヤコブの歴史である」と記す通り、ヤコブの家族の物語なのです。族長ヤコブと4人の妻から生まれた12名の子供たちの物語です。
 当時、まことの神を知っていたのは、この家族だけでした。神はこの家族を通して、神を知り、神を愛する者へと導いていったのです。族長ヤコブ(別名イスラエル)の偏愛により、10人の兄たちはヨセフを憎んだ。37章から50章までの70年をかけて、神はヨセフの兄たちの罪を益々明らかにした。その期間が、神の存在とヨセフの夢の真実さを知るに必要でした。